| 表題から察して当然最初は「司馬遼太郎」から来るだろうとお思いでしょうがそうはいかの何とやら・・・ 柴田元幸(1954年生まれ)、ご存知でしょうか? この人は作家ではないんです。 本業は翻訳で東大の先生(助教授)をされてます。 英米文学が専門でポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザーなどの現代アメリカ作家の名訳で知られています。 実はこの人、(リンクのところでHPをご紹介している新井君共ども)私の高校の同級生なんですョ。私は落ちこぼれていたので彼らのように偉くはなっていませんが。(ーー;) ・・・で、ここはどうしても最初に持ってきたかったと言うわけです。 高校時代この人はおよそ秀才らしいところがなく、よく授業をふけては麻雀をされていました。(アッ、またこのことを言ってしまいました。柴田君、許してくれぇ。高校時代の彼のことを私がその程度の印象しかもっていないと彼は思っているらしいのです。) 実はね、そういうキャラクターが私には好感が持てたんですよ。彼が実は秀才だったなんて東大に現役合格しても気が付かなかったくらいです。(そんな訳ないか) ・・・余談はさておき、ここは「読書Room」だったので本題に入ります。 柴田元幸(以下敬称略)は翻訳以外にもエッセイを出していて、主なものに「生半可な学者」「佐藤君と柴田君」「死んでいるかしら」「猿を探しに」などがあります。中でも「生半可な学者」は講談社エッセイ賞を受賞。 どの本も東大の先生らしからぬユーモアにあふれていて肩ひじ張らずに読める作品です。そのくせ結構ためになる部分もあったりしてね。 東大の先生というのは歴代、文章が下手だと定評があったらしいのですが、(らしいと言うのは、今まで東大の先生の著作を私は読んだ事がないので) その定説を柴田元幸は変えたと言うようなことを「佐藤君と柴田君」の解説で「池澤夏樹」と言う人が書いています。 また、多少翻訳に興味のある方は村上春樹との共著「翻訳夜話」なんてのもありますのでどうぞ。 |