| この四字、一度は耳にしたり目にしたりしたことがあるでしょう。信州出身の方は当然ご存知ですよね。 甲斐の国、武田信玄が自分の軍旗に用いていたものです。「ふうりんかざん」とは読めるものの読み下せる人は今では割と少ないんじゃありませんか。 そもそもこれは中国の兵法家、孫子の句からとったもので 「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」の略記なんですね。 疾(はや)きこと風の如く 徐(しず)かなること林の如く 侵掠(しんりゃく)すること火の如く 動かざること山の如く と読み下し、武田軍団が敵を攻める様を表したものです。 二番目の「徐か(しずか)」は「静か」ではなく「ゆっくり進む、ゆるやか」という意味です。また、「侵掠」は「侵略」ではありませんが意味はどちらもほぼ同じ様です。 いかがですか、こんなことを知っていたとしても何の役にも立ちはしませんが、自分の人生をほんの少し豊かにするかもしれませんよ。たまには、ゆとりを持って歴史に目を向けるのもいいんじゃありませんか。 |